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「宇宙像の変遷を語る-人は宇宙をどのように見てきたか」というテーマの市民講座において、その講義をまとめた一冊です。宇宙に興味があっても、物理がよくわかっていない一般の人々を対象にしたような内容で、これから物理を勉強しようという高校生や、私なんかにはピッタリです。
宇宙物理学の変遷とその天才たちについて分かりやすく解説します。天動説からはじまり、コペルニクス、ガリレオ、ニュートン、アインシュタイン、ハッブルそしてホーキングを少し解説するといった中身です。
哲学にも同じことが言えますが、物理に関する教養書も、いくら「入門、わかりやすい」と書いてあっても、私の場合、最後まで読みきるのは大変です。投げ出したくなることが多いのですが、本書は止まることなく、読了しました。
簡単だというより、「分からなかったからもう一度読もう」という気にさせてくれるのです。ボリュームがそれほど多くなく、書き手の人柄がそうさせてくれたのです。もし目の前に著者がいてくれたら、すんなり質問できそうな雰囲気とでも言いましょうか…。
二度目に読んだときは「あ〜なるほど」と思えるところがいくつも出てきて、一度目よりずっと収穫がありました。ただし、それでも全部を理解しているなどとは思えませんが…。 宇宙物理の歴史的な流れが何となく分かったというだけですが、それで充分うれしいのです。
ずっと以前から「〜光年」と聞くだけで、“ホントかよ?”という気がしてしまって、ダメ。私にとって、物理の“光年” と、 化学の“モル” これらは高校時代からの天敵です。 光ですら何年もかかるのをどうやって計算したのか、あるいは光の速さをどうやったら測れるのか、ビッグバンの前はどうなっていたのか、何でもくぐり抜けるはずのニュートリノをどうやってつかまえるのか、物理に関して不思議に思うことがたくさんありました。 そういうレベルの人には良い本だと思います。
以前、ご紹介した、『 和魂和才 (堂門冬二) 』で取り上げている、麻田剛立 と一緒にお読みいただけると親近感がわくと思います。
P.S. 今、確認しましたら、残念ながらアマゾンではすでに在庫は無いようです。う〜ん、PHPは割と好きな出版社ですが、無くなるのが早いのが許せません。確かに、すごく売れるという類のものではありませんが、充分有益な一冊なんですがね。
http://tokkun.net/jump.htm
『人はなぜ、夜空を見上げるのか』桜井邦朋
PHP研究所:197P:
■■ 夜空を見よう!

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上を見続けられるのは、若者の特権!秋の夜長、夜空を見上げて、いろいろ考える、いいねぇ。大人も下ばかりじゃなく、たまには夜空を見あげて、大きな夢を抱かねば…、というのは自戒の言葉です。応援のクリックよろしくお願いします。

