★gooブログ【本を読もう!!VIVA読書】のミラーサイトです★
■■■TB・コメントはgooブログの方へいただけると大変うれしいです■■■

2006年12月28日

『グーグル・アマゾン化する社会』森健

 


グーグル・アマゾン化するミ会.jpg


 



2007年まであと少し。2006年の世相を表す漢字が 『命』 だというのはまったく異存がありませんが、私にとっては、この一年を象徴する言葉は、まさに、この “ブログ” です。


去年までは、当教室 のHPの読書掲示板を担当していましたが、毎日更新なんてとてもとても…。週に1・2回本の紹介をしていただけだったのが、今年はブログにいったい何時間費やしたのでしょう(笑)。



それにしてもホームページを作るのに比べて、ブログとは何とも簡単で、ほとんど無料で、ネット業界のビジネスモデルは完全に新しい形になり、まだまだ進化していきそうな勢いですね。


そんな企業の先頭に立っているのが、グーグルとアマゾンですね。



これまでも、『ウェブ進化論(梅田望夫)』 と 『グーグル-Google(佐々木俊尚)』や『ブログの正体(伊藤譲一)』 など、ネット社会に関する興味深い書籍を紹介しました。


本書も、それらと重なる部分は有るものの、参考になる視点がいくつもありました。まず世界中の検索エンジンで、グーグルがシェア第1位ではないのは日本くらいで、まだグーグルの独走態勢に日本人は気付いていない。アマゾンもアメリカでは、日本とかなり様子が違います。やがて日本に訪れるであろう、グーグルやアマゾンがアメリカなどで実施しているサービスとその意図を解説します。



さらに、世界のネット界の現実を見ると、誰でも情報を発信する、情報の民主化というか多元化が進んでいる一方で、それとは逆の情報の一元化が進んでいることを検証してします。実際、グーグルの検索エンジンに認識されなければ、その情報はネット上に存在しないも同然だというわけです。


実は、私が大変感銘を受けた一冊で、だいぶ前にブログでご紹介した、『新ネットワーク思考 (アルバート=ラズロ・バラバシ)』 の考え方で、物理学の 『つながりの科学(小田垣孝)』 で紹介されている研究にも通じます。


ネットワークを構築する際には、大きなハブが必要で、多極化のはずが、ある面ではそれが一極に集中するという現象を説明、危惧を表明します。



つまり、世界がフラット化しつつあるのは確かでも、そこではネット上の情報が、ネットの世界に限らず、文化や政治にまで波及し、さまざまな一元化を招きかねないということです。


実態経済のグローバル化が拍車をかけますので、世界中がみな豊かになって車を買えるようになって、ふと気付いてみると、どこへ行ってもトヨタ、ホンダ車だらけということもあるでしょう。


実際、日本のどんな新幹線の駅へ行っても、駅前はマクドナルドやスターバックスにドコモ、似たようなビルに同じようなコンビニ、ホテルや銀行ばかり、風景が似ていてつまらないと感じます。(そういえば、マックは北京やモスクワにまであるとか。すし屋もそのうち世界中にできそう)



また、前回の総選挙の時、『靖国神社』 と検索するとどうなったか、『売国新聞』 と検索するとどうなったか。つまりSEOと呼ばれる検索エンジン対策にたけた人が常にさまざまな場面で勝利する可能性があるとも示唆します。


ある言葉を検索し、その結果を3ページ分見る人の割合はほんの数パーセントしかないようで、検索エンジンの前の方にヒットしなければ見てもらえないということですね。

つまり 多くの声がネット上に確かに存在していても、結局、影響力を持つのは発言機会が多く、声の大きいサイトになるということが起きているということです。



ネット社会の進化はまだまだ未知の世界ですから、一概に良い悪いとはいえないところです。何事にも正と負の部分があり、特に黎明期に適切に予想をすることは難しいものです。


かつての日本、現在の中国のように、工業発展の段階で公害問題が出てくるというようなものであれば、経験もありますし、何とか対処の仕方もあるでしょうが、それが、ネットが進化する段階で貧富の差が拡大したり、情報の一元化、独占化が進んだりすれば、かなり皮肉な結果だといわねばならないでしょうね。


さて、来年はどのようにネットと関わるでしょうか?私はほとんど予測不能です(笑)。少なくなることはないかな〜と思いますので、来年もよろしくお願い申し上げます。



http://tokkun.net/jump.htm 【当教室HPへ】


 


この記事は、gooブログ 【 本を読もう!!VIVA読書!】 のコピーです。

■■ ランキング、できれば1位で締めくくりたい! ■■


ブログランキングも今年のキーワードのひとつですかね。こいつが無ければきっとここまで毎日は更新しなかったような気がします。でも、その結果、一冊でも良書が生徒やご父母が手にしているとすれば、こんなうれしいことはありません。


受験も、ブログランキングもラストスパートです! 応援していただけると大変うれしいです。よろしくお願いします。


        ↓             ↓

人気blogランキングへ  にほんブログ村 本ブログ  

 
http://tokkun.net/jump.htm 【当教室HPへ】

『グーグル・アマゾン化する社会』森健
光文社:253P:735円


 


posted by VIVA at 14:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※半角英数字のみのコメントは書き込みができないようになっています。

この記事へのTrackBack URL
http://www.hontsuna.com/tb/1817388
※半角英数字のみのトラックバックは受信されないようになっています。